ITFテコンドー兵庫道場は、
ITF-JAPANに加盟しており、
ITF-JAPANはテコンドーの、今は亡き創始者のご令息に当たられる、
チェ・ジュンファ総裁率いる
the International Taekwon-Do Federation (国際テコンドー連盟)に加盟しています。
これはどういうことかと言いますと、
テコンドーを通じて、
世界中にいるテコンドー修練者と繋がっている!ということです。
そうして、国際テコンドー連盟が主催する世界大会を始め、
アジア大会といったトーナメントに出場できるチャンスがあるということと、
国際テコンドー連盟公認の各種セミナーに参加することで、
国際師範、国際審判の資格などを取得し、
日本のみならず、世界各地のITF加盟道場や、
公認イベントで活躍することができるということです。
今回、私はシンガポールで開催された、
第93回国際指導員セミナーという、
二日間のセミナーに参加しました。
この、「国際指導員セミナー」は、
国際テコンドー連盟の総裁と、
副総裁であるイギリスのトレヴァー・ニコルズ師聖(9段)しか講師を務めることが認められていないセミナーで、
4段に昇段した後に「国際師範」資格を申請したい人間は、
原則としてそれまでに1回は受講しておかなければならないセミナーだとされています。
私は2段で、国際師範など、夢のまた夢の話ですが、
2年前の総裁セミナーにも参加しないかと誘われていながら、
その時はチャンスを逃したので、
今回はぜひ、参加したいと思い、
機中泊1泊を含む3泊3日の強行軍で行って来ました!
テコンドー歴40年とおっしゃる副総裁は、
5人のお子さんと5人のお孫さんがいらっしゃるとは思えないほどエネルギッシュで、
終始、
「今でもミットを蹴っていいと言われるとわくわくします!」
と、笑顔でおっしゃり、
「テコンドーは苦行ではない。
楽しみながら己を磨くことをするための素晴らしいアートだ。」
とも繰り返しおっしゃっていました。
また、
「このセミナーでは誰かを批判したり、
あなた方の技術を審査したりするものではありません。
それぞれに体格も、性格も違うのだから、
基本を知って、自分のテコンドーを作ってもらうためのものです。」
というお言葉の通り、
褒めながら、より、上手になるためには「こうしてみてはどうか」
と、柔和な表現で一人一人に声をかけて回られました。
また、このセミナーは、ITFの中でも非常に人気のあるセミナーなので、
今回はシンガポールのみならず、
インド、香港、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、
そして日本からの参加者が集い、
広いホールは黒帯で埋め尽くされていました!!!
私たち三田道場の朴鐘司師範も6段ですが、
会場には9段の副総裁の他、
オーストラリアと香港からも7段の師賢が
同じくシンガポールのスン師賢と並んで指導をしてくださり、
6段以下の有段者、有級者は全員学ぶ側でした。
三田道場では前列に並ぶ私ですが、
セミナーでは3列目でした。
目の前に黒帯の海!
背後にも黒帯の海!
蹴りや突きや型の練習をしましたが、
諸先輩の威風堂々とした型は圧巻でした。
国際大会では団体の型もありますが、
ずら〜っと並んだ黒帯が一斉に同じ型をやる様は、
本当に圧巻でした。
道衣の肩に線が入った4段以上の黒帯が20人以上も揃うことなんて、
日本国内では先ずありません。
やはり、他国の修練者と集うことで、
テコンドーが如何に広く行われており、
自分達の仲間が如何に多くいるかを初めて知ることができるのです。
会話をするには英語や通訳が必要な場合もありましたが、
テコンドーの修練になると、
お互いにミットを持ち合ったり、
一緒に型をやることで、
「テコンドー」が共通言語になり、
年齢や国籍、性別や宗教などを超えて、
修練者同士のコミュニケーションをとることができるのです。
3段〜6段のグループ、
1、2段のグループ、
色帯のグループと、
三つのグループに分かれてやりました。
3段〜6段のグループが型をやると、
7段の師賢がからアドバイスがあり、
1、2段のグループには先輩である3段〜6段のグループからアドバイスがあり、
私たち1、2段のグループは色帯の方にコメントをしました。
その時のコメントや注意事項などは、
やはりどこの国のどこの道場でやっているかなどは関係なく、
全ての参加者が「改めて気をつけよう」と思える内容ばかりで、
やはり、テコンドーが共通言語なのです。
そして、最後になりますが、
やっぱり国際連盟という傘の下にいて、
テコンドーという共通言語を使って仲間になると、
自然と笑いがでて、
笑いもまた万国共通なので、
言葉無しでも通じ合えるのです。
せっかく国際連盟に加盟している道場で修練しているのだから、
私は9歳の双子たちや、
その他の少年部の修練生たちにも
早くテコンドーを通じて世界と繋がり、
世界中に仲間を作ってほしいと願って止みません。
今回のセミナーで一緒だった皆さんからは、
どなたからも、「僕・私の街に来たら、絶対に道場に来てね!」
と、また、一緒に修練しましょうと誘われました。
わが三田道場にも、そんな皆さんをお迎えしたいと、私もお伝えして来ました。




















