2015年8月10日月曜日

ITF 国際指導員セミナー @シンガポール


国際テコンドー連盟の副総裁兼事務総長、

イギリスのトレバー・ニコルズ師聖(9段)

私生活では5人のお子さんと5人のお孫さんがいらっしゃる「おじいちゃん」。

テコンドー歴40年の、自称「テコンドー大好き人間」。



また、

「『師聖』とは死んだ後のマスターに贈るべき称号。

私はこの通り、まだ生きているから、

7段以上の『マスター』だけで呼んでほしい」と、

始終笑顔で、気さくなお話しぶりでした。



連日9:00〜15:00まで、昼食休憩無しで行われた国際指導員セミナーは今回で93回目です。

ITFのルールで、

この国際指導員セミナーを実施できるのはチェ・ジュンファ総裁と

ニコルズ副総裁のお二人だけです。

そして、ITF認定師範になるには、

原則としてこの国際指導員セミナーを1度は受講したという受講証が必要、

というのが決まりだそうです。



今回は主催者のITFシンガポールの有級者や有段者の他に

  • インド、
  • 香港、
  • オーストラリア、
  • ニュージーランド、
  • マレーシア、
  • そして日本からの有段者が集い、

切磋琢磨しました。


総勢50名ほどです。


副総裁の他に7段の師賢が3名いらっしゃいました:

  • シンガポール連盟理事長  マスター ダニエル・スン
  • 香港聯合 理事長  マスター デビッド・ラウ
  • 西オーストラリア道場長  マスター アラン・スチュアート


その他には地元シンガポールからは8級(黄色帯)を始め、

色帯の修練生も参加していましたが、

1段から6段までの黒帯が多数揃い、

中々の壮観でした。





バッチリ基礎をやった初日


総裁直伝の指導法は今までの私がやってきた修練法の真逆でした!

すなわち、正しい形をまず学ぶのではなく、

最大限の力を発揮することをまず、優先的にやり、

その後、形を修正する、というもの。



形を整える時も、

1発目は形が綺麗な蹴りをやり、

2発目は思い切り蹴る!

これを5セットずつ交代交代でやります。



裏拳、

パンダルチャギ、

スジチャギ、

後ろ蹴り。。。

普段あまり力いっぱいやらないことをやったものですから、

裏拳は内出血するわ、

鼠蹊部や腰が筋肉痛になる人続出でした。




ガッツリ型をやった二日目



二日目は移動稽古で型に出てくる動作をいくつか練習した後、

3段以上、

1,2段、

色帯

の三つのグループに分かれて順番に型をやりました。



色帯の型は1,2段のグループの人間が改善点のアドバイスをし、

1,2段の型は3段以上の人間が改善点のアドバイスをし、

3段以上の型は師賢がアドバイスをする、

という流れで、

始終緊張感がみなぎっていました。



朴師範も仰いますが、

結局指摘されるのは「基本のき」なんです。



立ち方、

向きかた、

そして、1970年代にやっていたけど、一時は廃止され、再び採用された「かけ声」。


空手の型のビデオを見ていると、

空手では型の途中で声を出す箇所があるようですが、

テコンドーでもそれが復活した、ということです。



もちろん、これを競技で怠ると減点対象になります。



型が下手だと帯が泣く


二日間、

思い切り蹴ったり、突いたり、撃ったりしましたが、

結局のところ尊敬されるのは型がうまい人!




「あの人はミット蹴りは凄いパワーだけど、

型が下手」とか、

「2010年の世界大会では世宗で金メダル獲ったんだぜ」

と、豪語していたのに

2015年のセミナーで世宗を間違えた先輩とかは、

誰も何も言いませんが、やはりさむ~い空気になりますね。

(言わなきゃよかったのに!)








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